2020年4月度の更新適用後、Excelに不具合。修正パッチを公開
2020年4月度のOffice向け更新プログラムを適用すると、Excelにて日本語を含む外部参照を行うVBAが読み込まれない不具合が発生しており、Microsoftはこの不具合を修正する更新プログラムを緊急リリースしました。
本不具合はExcel 2010 / 2013 / 2016 / 2019 / Office 365のExcelにおいて、2020年4月の更新を適用すると、VBAを含むファイルを開くときや、Excelアドインが有効化された状態でExcelを起動すると以下のエラーが発生するというもの。
以下の『修正バージョン』に記載されているビルド以降に更新することで本不具合が修正されて、日本語を含む場合も正常にVBAが読み込まれます。 (ただし、すでに問題が生じる環境で上書き保存され、削除されたVBAProjectは復元されないとのこと)
修正バージョン |
Microsoft 365 (Office 365) Office 2016 / Office 2019 (市販パッケージ・PCプリインストールのクイック実行版) Office 2016 (MSIインストーラ形式) Office 2013 (MSIインストーラ形式) Office 2010 (MSIインストーラ形式) |
修正プログラムの展開は順次拡大中ですが、現時点では自動更新では更新されない場合もあります。その場合は、Officeアプリケーションの『ファイル』 → 『アカウント』 → 『今すぐ更新』から手動更新を行うか、上記リンク先の『Download Center』の項目より更新プログラムをダウンロードして手動インストールするようMicrosoftは案内しています。
上記以外のバージョンや現在準備中のバージョン、今後の展開などはこちらのページでMicrosoftが随時更新・案内を行っています。