NVIDIA、GTC 2020でAmpere発表。TSMCとSamsungの7nmを採用か
台湾メディアのDigiTimesは、NVIDIAのAmpereアーキテクチャの発表と製造について以下の内容を報じました。
NVIDIAはGTC 2020でAmpereアーキテクチャについての発表を行う。当初は2020年Q3(7-9月)ローンチを予定していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、若干の遅れが見られるかもしれない。 同社はリスク分散のために、ミッドからハイエンド帯は高コストではあるが歩留まりの良いTSMCの7nm EUVを採用し、ミッドからローエンド帯はSamsungの7nm EUVと8nmプロセスの採用が検討されている。 |
先日、NVIDIAが告知したGTC 2020基調講演の公開予定では『Get Amped』というキーワードが盛り込まれており、Ampereアーキテクチャについて触れられそうな気配は醸し出されていましたが、DigiTimesにより「発表を行う」と明言されました。また、DigiTimesによると、そのAmpere GPUはTSMC産とSamsung産に分かれる可能性がある模様です。
2018年8月に登場したTurignアーキテクチャは12nmですが未だにハイエンド帯の王座に君臨しています。7nmプロセスノードとなるAmpereではいったいどれほどのパフォーマンスアップが見られるのか、今から期待が高まります。
2020/5/15追記
NVIDIAはGTC 2020基調講演にて、Ampereアーキテクチャを採用した『NVIDIA A100』を発表しました。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。