【マザボ】 2万円台のX570マザーボード、OC時にVRM温度が低いのはどれ?
2万円台のお手頃価格なX570マザーボードでオーバークロックを行うと、VRM温度はどれくらいになるのか。海外メディアのKit Guruがその比較を行いました。テストに使用したマザーボードはASUS、Gigabyte、ASRock、MSI各社から1枚ずつの計4枚。テスト環境は以下になります。
テスト方法 | AIDA64を1時間ぶん回す |
CPU | Ryzen 9 3900X@4.25GHz 電圧1.35V前後 |
PCケース | Fractal Design Meshify S2 TG |
CPUクーラー | Corsair H100X (フルスピード1850RPM@Deep Cool fan) |
マザーボード | ASUS TUF Gaming X570-Plus Wi-Fi Gigabyte X570 Aorus Elite ASRock X570 Steel Legend MSI MPG X570 Gaming Edge Wi-Fi |
室温 | 25度 |
それでは、結果をサクッとどうぞ!
(■ソフトウェア(HWiNFO)読みの温度 ■もっとも熱いMOSFETの温度 ■PCBの後ろの温度)
ASUS TUF Gaming X570-Plus Wi-Fiはソフトウェア読みには対応していないものの、実測値で一番低い温度となりました。次点のGigabyte X570 Aorus Eliteも良好です。ASRock X570 Steel LegendはPCB温度が前2つより高めですが、4.25GHzで1時間ぶん回してこの温度なら及第点といったところでしょうか。
問題となるのがMSI MPG X570 Gaming Edge Wi-Fi。MOSFET80度、PCB105度とぶっちぎりの結果となりました。あまりにも温度が高いため、Kit Guruは 「低電力のCPUなら問題ないでしょうが、12~16コアCPUでオーバークロックして使用することはおすすめできません」 と結論付けています。