【アプデ/10】 Microsoft、WindowsUpdateで自社製アンチウイルスをぶっ壊す
2019年10月16日に配信されたWindows10 v1809用KB4520062を適用すると、Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP)の実行・サービスが停止する場合がある不具合が発生しています。また、レポートデータの送信に失敗し、MsSense.exeのイベントビューアーに0xc0000409エラーが表示される場合もあるとのことです。
この影響を受けるOSは以下になります。
- クライアント: Windows10 v1809、Windows10 Enterprise LTSC 2019
- サーバー: Windows Server v1809、Windows Server 2019
Microsoft Defender ATPは企業や組織向けのセキュリティ対策サービスのため、一般ユーザーにはあまり関係ありませんが、自社製アンチウイルスすらもぶっ壊すWindowsUpdateに戦慄を禁じえません。
現在のところ、この不具合の回避策はKB4520062インストールしないことです。既にインストール済みで不具合にお困りの場合は、KB4520062をアンインストールすることで不具合が発生しなくなります。
Microsoftによると、2019年11月中旬にこの不具合を修正予定とのことです。