KB5053598のインストールに失敗する、エラーが出る不具合。対処方法あり
一部のWindows11 24H2環境において、2025年3月12日に配信されたセキュリティ更新プログラムKB5053598のインストールに失敗するとの不具合報告が出ています。
不具合概要
一部環境において、日本時間で2025年3月12日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 24H2用セキュリティ更新プログラムKB5053598のインストールに失敗するとの不具合報告が複数件出ています。
環境によっては0x800f081fエラーが表示されたり、再起動後に失敗してロールバックされたりと症状はさまざまです。
なお、この不具合はあくまでも一部環境でのみ発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。報告数はそれほど多くはなく、環境依存の可能性が高いものと思われます。少なくとも筆者環境では正常にインストールできました。
対処方法・回避策
ユーザー報告によると、『設定』 → 『システム』 → 『回復』 → 『Windows Update で問題を解決する』を実行することで、KB5053598を正常にインストールできるようになったと報告されています。
KB5053598をインストールできずお困りの方はお試しください。
もし、これでも直らなかった場合は、Windowsの上書きインストール(修復インストールとも呼ばれます)をお試しください。上書きインストールをするとWindowsがクリーンな状態に戻り、多くの場合、これだけでWindows Updateに成功するようになります。
上書きインストールの詳細については以下の記事をご覧ください。