PCゲーマーのWindows11シェア率が大幅減。いったい何が。2025年2月のWindowsシェア率公開 [Update 1]
2025年2月のWindowsシェア率が公開されました。StatCounterによる調査結果が以下。
更新履歴 [記事初公開日: 2025/3/3] ① PCゲーマーのWindows11シェア率大幅減の理由と思われる事象を記事最下部に加筆。 [2025/3/3] [New] |
StatCounter
2025年2月 Windowsシェア率
2025年2月のワールドワイドでのデスクトップPC Windowsシェア率は、Windows10が58.83%、Windows11が38.0%。Windows10は前月比で1.5%減少しました。一方、Windows11は前月比で1.35%増加し、過去最高のシェア率となりました。
そのほかのシェア率は、Windows7が2.3%、Windows8.1が0.31%、Windows XPが0.29%、Windows8が0.22%となっています。なお、この調査結果はあくまでもStatCounterによる独自調査であることはご留意ください。
一方、PCゲーマーを対象にしたSteamの調査では、非常に大きな変動が見られました。まずは2025年1月のシェア率をご覧ください。
Steam 2025年1月 Windowsシェア率
(Windowsのみ対象)
SteamにおいてWindows11は、2024年10月から2025年1月まで、4か月にわたってシェア率1位をキープしていました。
しかし、2025年2月は、
Steam 2025年2月 Windowsシェア率
(Windowsのみ対象)
Windows10が+10.25%と大幅増で54.66%、Windows11が-10.19%と大幅減で45.19%となり、Windows10がシェア率1位に返り咲きました。
< Update 1: 中国語使用率が大幅増加 >[2025/3/3] [New]
調べてみると、『使用言語』の中国語使用率が大幅に増えていることが判明しました。
なんと、中国語だけ+21.14%も大幅に増加しています。合計すると51.17%となり、Steamユーザーの半数以上が中国語を選択していることになります。この中国語使用率の増加が、Windowsのシェア率にも影響を及ぼしているものと思われます。
実際に中国ユーザーが増加しているのか、それとも何かしらの集計エラーが発生しているのかは定かではありません。