AMDグラフィックスドライバ脆弱性情報 February 2025 公開。計2件の脆弱性

RADEON

AMD Software

AMDは、2025年2月11日(現地時間)付けで、AMDグラフィックスドライバ(AMD Software)の脆弱性情報February 2025を公開しました。

AMDによると、AMD Software: Adrenalin EditionおよびAMD Software: PRO Editionドライバには、OSのクラッシュ、サービス拒否などを引き起こす恐れのある計2件の脆弱性があるとのこと。公開された脆弱性は以下。

  • CVE-2024-21971 / CVSS: 5.5 / 深刻度: 警告
    OSのクラッシュ、サービス拒否
  • CVE-2023-20508 / CVSS: 5.0 / 深刻度: 警告
    機密性、整合性、可用性を失う恐れ

CVSSスコア(最大10点)はもっとも高いもので5.5。深刻度『警告』が2件。『緊急』はありません。

CVSSスコアと深刻度
CVSSスコアと深刻度

これらの脆弱性の影響を受ける製品および修正されたドライババージョンは以下。

▼影響を受ける製品

  • Radeon RX 7000 / 6000 / 5000シリーズ
  • Radeon PRO W7000 / W6000 / W5000シリーズ
  • Ryzen 8000 / 7000 / 6000 / 5000 / 4000 / 3000シリーズ

▼修正されたドライババージョン

  • AMD Software: Adrenalin Edition 24.7.1 (24.10.29.01)
  • AMD Software: PRO Edition 24.Q2 (24.10.20)

上記バージョン以降のドライバを使用していれば脆弱性の影響を受けません。AMD Softwareは、AMD公式Webサイトよりダウンロードができます。

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Posted by にっち