MSI Afterburner 4.6.6 Beta 5 Build 16555公開。『NVIDIA Smooth Motion』に対応

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MSI Afterburner

MSI Afterburner 4.6.6 Beta 5 Build 16555が公開されました。4.6.6 Beta 5 16555では、Build 16554から『NVIDIA Smooth Motion』に関する2件のアップデートが追加されています。

『NVIDIA Smooth Motion』について軽く説明いたしますと、ゲーム側の対応を必要とせずにドライバ側でフレーム生成を行う機能です。現時点ではGeForce RTX 5000シリーズでしか利用できませんが、将来的にGeForce RTX 4000シリーズでも利用できるようになる予定です。

▼MSI Afterburner 4.6.6 Beta 5 Build 16555 リリースノート

  • RTSSオーバーレイが『NVIDIA Smooth Motion』を使用したDirect3D 11 (DirectX 11)ゲームに対応 [New]
  • 『NVIDIA Smooth Motion』を使用したDirect3D 12 (DirectX 12)ゲームもRTSSに対応。自動で有効になります(以前は手動で『QueueDetection』の設定を『2』にする必要がありました) [New]

(以下、Build 16554と同一内容)

  • NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズグラフィックスカードをサポート
  • リファレンスデザイン版GeForce RTX 5000シリーズのクアッドファンコントロールをサポート
  • G-Assistのためのインターフェイスを追加
  • MSI Windows11ダークスキンがデフォルトスキンになりました。現時点では、クアッドファンコントロールのGUIは、MSI Windows11ダークおよびライトエディションのスキンでのみ利用可能です
  • Drerexデザインによる新しいMSIスペシャルスキンを追加。この新しいスキンはリファレンスデザイン版GeForce RTX 5000シリーズのクアッドファンコントロールをサポートします
  • 低コスト版GeForce RTX 4000シリーズGPU用の電圧制御をサポート
  • CPU情報データベース形式を再構成。これにより、将来のデータベースの更新が簡素化・統一されます
  • HwInfo.dllプラグインを更新
  • AMD Ryzen 9000シリーズCPUを実験的にサポート
  • Intel Arrow Lake CPUを実験的にサポート
  • RivaTuner Statistics Serverをv7.3.7 Beta 5へとアップデート

< その他の重要事項 >

  • 新しいCPUファミリの実験的サポートは、あくまでも実験的に追加されたもので、実際のハードウェアでテストされたものではありません。これをさらに拡張したり、修正したりするリクエストには応じられません
  • GeForce RTX 5000シリーズグラフィックカードは、NVIDIAドライバがVBlank counters monitoring APIをサポートしていないため、RTSS OverlayEditorのHAL (Hardware Abstraction Layer)でVRRモニターのリフレッシュレートモニタリングが正常に動作しません
  • GeForce RTX 5000シリーズグラフィックスカードは、ウィンドウの移動やスクロールなどのシンプルな2D操作中に異常に高いPCIeバス負荷が発生することがあります。これは、GeForce RTX 5000シリーズの初期ドライバにおける2Dアクセラレーションに関連するバグだと思われます
  • GeForce RTX 5000シリーズグラフィックカードは、GPUのHot Spotセンサーをサポートしていません。そのため、RTSS OverlayEditorのHALでは255℃と表示されます(実際に255℃というわけではありません)

MSI Afterburner 4.6.6 Beta 5 Build 16555のダウンロードは、以下のリンク先よりどうぞ。

  Guru3D
  MSI Afterburner 4.6.6 Beta 5 Build 16555

Posted by にっち