【アプデ/10】 2019年7月度(あるいはそれ以降も?)のWindowsUpdate適用でBluetoothスピーカーに不具合
Microsoftは、2019年7月27日公開のWindows10 v1903用更新プログラムKB4505903を適用後、Bluetoothスピーカーに不具合が生じることを発表しました。
Microsoftによると、不具合が発生する条件は、内蔵スピーカーを搭載したPCでBluetoothスピーカーも使用しているWindows10 v1903環境。その環境では以下のいずれかの症状が発生し、デバイスマネージャの『Microsoft Bluetooth A2dp Source』にビックリマークが付くとのことです。
[ 症状 ]
- Bluetoothスピーカーがコンピュータに接続できない。
- Bluetoothスピーカーをコンピュータに接続できるものの、低品質なサウンドが出力される。
- Bluetoothスピーカーをコンピュータに接続できるものの、サウンドはBluetoothスピーカーからではなく内蔵スピーカーから出力される。
この不具合が発生した場合の修正方法は簡単です。コマンドプロンプト(管理者権限)を開き、以下のコマンドを入力して、
sfc /scannow |
エンターを押し、完了後に再起動すると直るとMicrosoftは案内しています。
と、ここまでがMicrosoftの案内で、以下、余談になります。
Microsoftは2019年7月27日公開のKB4505903だけで発生するような記述をしていますが、Windows10の更新プログラムは累積されるため、もしかしたら2019年8月14日公開のKB4512508でも発生するかもしれません。
2019年8月26日時点ではKB4505903のKBページにこの不具合は『既知の不具合』に掲載されておらず、KB452508のKBページでも修正したとも案内されていません。 (この不具合はKBページとは異なる別ページが作成されて案内されました)
いずれにしても該当の不具合が発生した場合は、上記のコマンドをお試しくださいませ。