GeForce RTX 5070 TiとGeForce RTX 5070のスペックがリーク!最終スペックか
GeForce RTX 5000シリーズのハイローモデルとなるGeForce RTX 5070 TiとGeForce RTX 5070のスペックがリークされました。
NVIDIAの情報に精通している著名なハードウェアリーカー、kopite7kimi氏によると、GeForce RTX 5070 TiとGeForce RTX 5070のスペックは以下のようになるとのこと。
GeForce RTX 5070 Ti / 5070スペック
各スペックは、GeForce RTX 5070 TiがGPUにGB203-300-A1を採用し、8960CUDA、VRAM 16GB GDDR7 256bit、消費電力(TGP)300W、GeForce RTX 5070がGPUにGB205-300-A1を採用し、6144CUDA、VRAM GDDR7 12B 192bit、消費電力250Wとされています。
GeForce RTX 5000シリーズは、もうまもなくすれば開催されるCES 2025で発表が見込まれているため、上記スペックはおそらくは最終スペックであるものと思われます。
これまでにリークされてきたGeForce RTX 5000シリーズのスペックをまとめると以下。今回、新たに判明した部分は赤字にしています。
GPU | CUDA | VRAM GDDR7 | 消費電力 | |
RTX 5090 | GB202-300 | 21760 | 32GB 512bit 28Gbps | ~600W |
RTX 5080 | GB203-400 | 10752 | 16GB 256bit 30Gbsp | 400W |
RTX 5070 Ti | GB203-300 | 8960 | 16GB 256bit 28Gbps | 300W |
RTX 5070 | GB205-300 | 12GB 192bit 28Gbps | 250W | |
RTX 5060 Ti | GB205 or GB206? | TBC | 16GB 128bit 28Gbps | 200W |
RTX 5060 | GB206? | TBC | 8GB 128bit 28Gbps | TBC |
※リークに基づく |
GeForce RTX 5070 Tiの消費電力は285~350Wの間とされてきましたが、300Wに落ち着いたようです。使用されるGPUやCUDA数、VRAMに関しては以前からのリーク通りです。
GeForce RTX 5070に関しては、使用されるGPUがGB203-500説とGB205-300説がありましたが後者の模様です。そして、一番の謎だったCUDA数は6144基搭載されるとのことです。
前世代のGeForce RTX 4070 TiとGeFoce RTX 4070と比較すると以下のような具合。
5070 Ti | 4070 Ti | 5070 | 4070 | |
CUDA | 8960 (+16.6%) | 7680 | 6144 (+4.3%) | 5888 |
VRAM | 16GB (+33%) 28Gbps (+33%) | 12GB 21Gbps | 12GB (±+%) 28Gbps (+33%) | 12GB 21Gbps |
消費電力 | 300W (+5%) | 285W | 250W (+25%) | 200W |
GeForce RTX 5070 TiもGeForce RTX 5070も前世代より消費電力が高くなっています。しかし、その分、スペックも上がっています。特にGeForce RTX 5070 Tiは、消費電力15Wの増加でCUDA数が16.6%、VRAMが33%も向上しているため、ワットパフォーマンスは悪くありません。
さらに、GeForce RTX 5000シリーズでは新世代のBlackwell GPUが採用されているため、カタログスペック以上に前世代のGeForce RTX 4000シリーズ / Ada Lovelace GPUよりも高いパフォーマンスが期待されます。
GeForce RTX 5000シリーズは、日本時間で2025年1月7日AM11:30より行われるジェンスン・フアンCEOによるCES 2025基調講演にて、発表がほぼ確実視されています。