Microsoft、TPM 2.0不要という報道を否定。フェイクニュース確定。Windows11のシステム要件は変更されていないと明言
Microsoftは、巷で広がっている「Windows11でTPM 2.0が不要になった」というフェイクニュースに対して短い声明を発表しました。
先日、当サイトは、「MicrosoftがWindows11のインストール要件を緩和してTPM 2.0が不要になったというフェイクニュースが海外メディア各所で報じられている」と報じました。(ちょっと言い回しがややこしくてすみません)
内容をかいつまんで説明しますと、Microsoftが公開している『Windows11のシステム要件をバイパスしてインストールした際に対する注意事項のページ』を、一部の海外メディア(TechPowerUpやGuru3Dなど)が盛大に勘違いして、「MicrosoftがWindows11のインストール要件を緩和してTPM 2.0は不要になった」と報じたことで、伝言ゲームのようにそのフェイクニュースが広がっている、という内容です。詳細については以下の記事をご覧ください。
この件について、Microsoftは、『Windows11のシステム要件をバイパスしてインストールした際に対する注意事項のページ』で以下の短い声明を発表しました。
重要事項: 2024年12月12日更新 このサポート記事は、Windows11が初めて一般公開された2021年10月4日に公開されたものです。公開当時も現在も、このサポートページは、システム要件を満たしていないPCにWindows11をインストールすることの影響について説明したものです。Windows11のシステム要件を満たしていないPCにWindows11をインストールした場合、当社としてはWindows10にロールバックすることを推奨しています。 Windows11の最小システム要件は変更されていません。詳細なシステム要件については『Windows11の仕様とシステム要件』のページをご覧ください。 ― Microsoft |
内容的には、先日、当サイトで報じたものと同様のことが記されています。前回の繰り返しになりますが、Windows11でTPM 2.0が不要になったという報道は完全なフェイクニュースです。