Windows11 24H2、いまだにALT+TABで画面が真っ黒になる。NVIDIA側GeForceドライバにも原因あり
Windows11 24H2環境で［ALT］ + ［TAB］キーでウィンドウを切り替えると、画面が数秒間真っ黒(ブラックスクリーン)になるという不具合が継続しています。
不具合概要
一部のWindows11 24H2環境において、［ALT］ + ［TAB］キーを押してウィンドウを切り替えると、数秒ほど画面が真っ黒になる場合があります。この不具合は、主にPCゲームを実行・プレイしている際に発生します。
当初、この不具合はWindows11 24H2側の不具合として、NVIDIAは自社の不具合ではないと述べていました。その後、Microsoftは2024年10月25日にWindows11 24H2のWindows Updateに配信されたプレビューリリースKB5044384(以降)にて、本不具合を修正しました。不具合の修正は段階的にロールアウトされているため、すぐには適用されません。もし、すぐにでも適用したい場合は、以下の手順で段階的ロールアウトを即座に適用させることができます。
ただ、この不具合の修正が適用されても、環境によっては、いまだに［ALT］ + ［TAB］キーを押した際に画面が数秒間真っ黒になるとの報告が出ています。
当初、NVIDIAは自社の不具合ではないと述べていましたが、これを撤回しました。NVIDIA担当者であるManuel氏は以下のように述べています。
質問: 私の360Hzモニター環境でALT+TABキーを押すと5～6秒間ブラックスクリーンになるのはGeForceドライバが関係しているのでしょうか？ Manuel＠NVIDIA: 現在、この不具合の修正をテスト中です。すべてがうまくいけば早いうちにHotfixドライバをリリースいたします。 |
NVIDIAによると、現在、この不具合を修正するドライバの開発を行っているとのこと。なるべく早いうちにHotfixとしてリリースしたい考えを示しています。
本不具合にお悩みの方は、修正されるまで今しばらく待つ必要がありそうです。どうしても本不具合にお困りの場合は、以下のページの緩和策をお試しください。