アプリのアプデやアンインストールができない不具合。Windows10環境で発生 [Update 1: 修正]
Microsoftは、Windows10環境においてアプリケーションのアップデートやアンインストールができない不具合が発生していることを発表しました。
更新履歴 [記事初公開日: 2024/11/22] ① 記事下部に本不具合の修正情報を加筆。 [2024/11/22] [New] |
不具合概要
2024年11月12日(現地時間)に公開されたWinAppSDK 1.6.2パッケージがインストールされたWindows10 22H2環境において、アプリケーションのアップデートやアンインストールができなくなる場合があります。WinAppSDKに依存するアプリをダウンロードすると、SDKに必要なコンポーネントも自動的にダウンロード・インストールされるため、例えば、Microsoft Teamsやその他アプリをアンインストールして、再インストールした際にもこの不具合が発生します。
この不具合により、Microsoft Storeでのダウンロードにおいて『サーバー側で問題が発生しました』(Something happened on our end)といったような表示がされる場合があります。
この不具合はWindows Updateの更新プログラムによって引き起こされたものではありません。
対処方法・回避策
現在、Microsoftは本不具合の解決に取り組んでおり、近日中にはWindows Updateやその他の方法で修正が予定されています。
それまでの間、この不具合の影響を受ける管理者権限を持つユーザーは、GitHubのWindowsAppSDKスレッドに書かれているPowerShell命令を使用して対処するようMicrosoftは案内しています。
Update 1: 修正 [2024/11/22] [New]
この不具合は2024年11月22日にWindows Updateに配信されたプレビューリリースKB5046714にて修正されました。KB5046613(以降)をインストールすることで本不具合は発生しなくなります。