RDNA 5は存在しない。RDNAからUDNAへの移行タイミングがリーク。PS6はUDNA採用か
RDNAからUDNAへの移行タイミングがリークされました。
2024年9月、AMDのSVP兼GMであるJack Huynh氏は、IFA Berlin 2024にて「データセンター向けGPUにはCDNAアーキテクチャを、コンシューマー向けGPUにはRDNAアーキテクチャを採用していますが、これらを1つのアーキテクチャに統合して『UDNA』と呼ぶことにします」と述べました。
しかし、どのタイミングで『UDNA』へと移行・変更されるのかまでは言及されませんでした。
中国語圏フォーラムChiphellのリーカー、zhangzhonghao氏がサプライチェーンから得た情報によると、RDNA / CDNAが使用されるのはRDNA 4 / CDNA 4までで、これより後はUDNAを採用するとのこと。つまり、RDNA 5 / CDNA 5は存在せず、次々世代のRadeon RX 9000シリーズ(仮)やMI400 (仮)ではUDNAになるとのことです。
UDNAゲーミングGPU (GPU単体)の量産時期は暫定的に2026年Q2(4~6月)予定とのこと。RDNA 4 / Radeon RX 8000シリーズは2024年初頭頃の発売と噂されており、この情報が正しければ、UDNA / Radeon RX 9000シリーズ(仮)はその約2年後、早くて2026年末か、2027年初頭頃の発売となるでしょうか。
UDNAになることでナンバリングがどうなるのかはまだ定かではありません。RDNA 4 / CDNA 4のナンバリングを引き継いでUDNA 5となるのか、それとも1からスタートでUDNA、UDNA 2、UDNA 3となるのかは現時点では不明です。
また、zhangzhonghao氏は、ソニーがPlayStation 6 (PS6)でUDNAを採用するとも述べています。CPU部分はZen 4になるのかZen 5になるのかはまだ不明とのことです。