Intel Arc & Iris Xe 32.0.101.6325 / 6252ドライバ公開。Arc B580に対応
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6325 WHQLドライバおよび32.0.101.6252 WHQLドライバドライバが公開されました。
ハイライト
本ドライバでは、デスクトップ用グラフィックスカード(グラフィックボード / グラボ)となるArc Bシリーズ(Arc B580)をサポートしています。
32.0.101.6325 WHQLドライバはArc AシリーズやCore Ultra用(Arrow Lake、Meteor Lake、Lunar Lake)、32.0.101.6252 WHQLドライバはArc Bシリーズ専用となっています。
機能ハイライト
▼Intel Graphics Software
Intel Graphics Software (IGS)は、ゲームやクリエイター体験を向上させるための最新のデスクトップアプリケーションです。IGSは、グラフィックスドライバ、グラフィックスおよびディスプレイ設定、ゲーム/アプリプロファイル、パフォーマンスモニタリング、パフォーマンスチューニングを一括で管理できるオールインワンソリューションです。IGSでは以下のことが可能になります。
- 最新のIntel Graphics Driverに関する通知を受け取って簡単にアップデートできます
- 最適な体験を得るために、グラフィックスおよびディスプレイ設定を調整できます
- 好みに合わせた設定で、個別のゲームやアプリのプロファイルを作成できます
- システム全体のパフォーマンスをライブメトリクスでモニタリングできます
- FPSリミッターを内蔵しており、安定したフレームレートでのゲーム体験を実現できます
- DirectX 9 / 11ゲームにおいて、ドライバローレイテンシモード(排他フルスクリーン)を使用することで、ゲームの応答性を向上させます
- グラフィックスハードウェアの潜在能力を最大限に引き出すためのパフォーマンスチューニング機能(Beta)を実装しています
▼Intel XeSS 2に対応: Frame Generation (フレーム生成)とLow Latency (低遅延)
- Intel XeSS 2 Frame Generation (XeSS FG)は、新しいAIベースのフレーム補間技術を使用し、より高いフレームレートと滑らかなゲームプレイを実現します
- Intel Xe Low Latency (XeLL)は、あなたの操作が画面上の表示に反映される遅延を減らし、より臨場感のある高レスポンスなゲーム体験を実現します
- XeSS FG / XeLLを使用する際にフレームレートとレイテンシを正確に測定するには、『Displayed FPS』『Displayed Time』『Display Latency』などのメトリクスを含むツールを使用する必要があります。最も正確な数値を得るためには、ゲーム内のFPSメトリクスの使用を推奨します
新たにサポート・最適化されたゲームタイトル
32.0.101.6325 / 6252ドライバに新たにサポート・最適化されたゲームタイトルはありません。
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6325 / 6252ドライバ対応製品
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6325 / 6252ドライバは、以下の製品をサポートします。
- Core Ultraシリーズ
- Intel Arc Bシリーズ
- Intel Arc Aシリーズ
- Intel第14世代
- Intel第13世代
- Intel第12世代
- Intel第11世代
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6325 / 6252ドライバで修正された不具合
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6325 / 6252ドライバで修正された不具合はありません。
既知の不具合
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6325 / 6252ドライバには、以下の既知の不具合があります。
▼Intel Arc Bシリーズ製品
- The Crew Motorfest (VK)において、特定のシーンでちらつきが発生します
- Homeworld 3 (DX12)において、ゲーム起動時にアプリケーションがクラッシュする場合があります。
- Selaco (VK)において、ゲーム起動時にアプリケーションがクラッシュする場合があります。
- エルデンリング(Elden Ring) (DX12)において、特定のシーンでゲームプレイ中にスタッター(カクつき)が発生する場合があります。レースが始まる前に設定しておくことをおすすめします
- F1 24 (DX12)において、XeSS FGを使用すると、表示がおかしくなったりアプリケーションがクラッシュする場合があります
- ゲーム中にXeSS FG設定を変更するとアプリケーションがクラッシュする場合があります
- [ALT] + [Enter]ショートカットは表示モードをフルスクリーンにする変更する場合があります。しかし、XeSS 2ではサポートされていないため、ゲームがクラッシュする場合があります
- MLPerfをマルチGPUシステム環境で実行すると、エラーが発生する場合があります。回避策として、iGPUを無効にすることをおすすめします
- Topaz Labs Photo AIにおいて、特定の画像補正操作で表示がおかしくなる場合があります
- Magix Vegas Proでスタイル転送機能を使用すると表示がおかしくなる場合があります
- Dassault Systèmes CATIAで HQAOオプションを使用すると、アプリケーションがクラッシュする場合があります
- 一部のキャプチャカードにおいて、アーティファクトが発生する場合があります
- Adobe Lightroom Classicのパフォーマンスが想定よりも低い場合があります。その場合、以下の設定を行ってください
- 『編集』(Edit) → 『環境設定』(Preferences) → 『パフォーマンスオプション』(Performance options)で『グラフィックプロセッサー』(Graphics Processor)を『カスタム』(Custom)に設定し、『ディスプレイにGPUを使用』(Use GPU for Display)、『画像処理にGPUを使用』(Use GPU for Image Processing)、『書き出しにGPUを使用』(Use GPU for Export)オプションを選択してください
▼Intel Arc Aシリーズ製品
- Call of Duty: Black Ops 6 (DX12)の一部のキャンペーンシナリオにおいて、影が想定以上に暗くなる場合があります
- Topaz Video AIにおいて、一部のモデルでvideo enhancement使用時にエラーが発生する場合があります
- Topaz Gigapixel AIにおいて、イメージのエクスポート中にクラッシュする場合があります
▼Intel Core Ultra Series 1 (Arc iGPU)
- SPECworkstation3.1において、特定のワークロードを実行中にシステムが不安定になる場合があります
- PugetBench for Davinci Resolve studio V19において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります
- Davinci Resolve Studio v19.0において、OpenVinoテストシナリオのレンダリング中にエラーが発生する場合があります
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6325 / 6252ドライバ ダウンロードリンク
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。