Windows11 ProからEnterpriseへのアップグレードに失敗する不具合

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Microsoftは、Windows11 ProからWindows11 Enterpriseへのアップグレードに失敗する不具合が発生していることを発表しました。

不具合概要

2024年4月10日にWindows Updateに配信されたWindows11用セキュリティ更新プログラムKB5036893以降をインストールすると、Windows11 ProからWindows11 Enterpriseサブスクリプションへのアップグレードに失敗する場合があります。

その結果、『タスク スケジューラ』 → 『タスク スケジューラ ライブラリ』 → 『Microsoft』 → 『Windows』 → 『Subscription』 → 『LicenseAcquisition』の『前回の実行結果』に『Access denied error (error code 0x80070005)』というエラーが記される場合があります。

この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。

  • Windows11 23H2 / 22H2
    KB5039212 (2024年6月12日公開 セキュリティ更新プログラム)
    KB5037853 (2024年5月30日公開 プレビューリリース)
    KB5037771 (2024年5月15日公開 セキュリティ更新プログラム)
    KB5036980 (2024年4月24日公開 プレビューリリース)
    KB5036893 (2024年4月10日公開 セキュリティ更新プログラム)

対処方法・回避策

Microsoftはこの不具合の対処方法や回避策を案内していません。強いて言うなら、KB5036893までの当該更新プログラムを全部アンインストールするくらいしかありません。

Microsoftは本不具合の解決に取り組んでおり、今後数週間以内に修正を予定しています。